手術について
白内障手術の仕組み
濁った水晶体を砕いて小さな切開からやさしく取り除き、同じ水晶体嚢の中に折りたたみ式の眼内レンズ(IOL)を挿入します。フェムトセカンドレーザーを併用することで、切開や水晶体の分割を精密に行えます。
最も大切なのは、適切なIOLを選ぶことです。単焦点レンズは1つの距離にピントが合い、トーリックレンズは乱視を矯正し、多焦点レンズや焦点深度拡張型(EDOF)レンズは近距離・中間距離でのメガネの必要性を減らすことを目指します。
執刀医が目を精密に測定し、生活、読書、運転、仕事のスタイルに合うレンズをご相談しながら決めていきます。
適応
白内障手術が適している方
最終的には50項目以上の検査で判断します。以下は執刀医が確認する一般的な目安です。
適していることが多い方
- 白内障による、かすみや見えにくさがある方
- 夜間に光がまぶしく、光の周りに輪が見える方
- メガネの度数が頻繁に変わる方
- 老眼鏡への依存を減らしたい方
- 老眼に初期の水晶体の変化を伴う方
別の選択肢が適している可能性
- 目に感染症や炎症がある場合
- コントロールされていない糖尿病・高血圧(先に治療が必要)
- 網膜の疾患によっては追加の評価が必要
- すべての距離で完璧な視力を期待される場合
- 進行した黄斑疾患で効果が限られる場合
ステップごとに
手術当日
- 最終測定 レンズの度数と種類を確認します。
- 準備 散瞳薬と麻酔の目薬をさし、必要に応じて軽い鎮静を行います。
- 水晶体の除去 濁った水晶体を砕いて取り除きます。
- IOLの挿入 新しいレンズが水晶体嚢の中で広がります。
- 帰宅 少し休憩し、保護用シールドと目薬を受け取ります。付き添いの方とご一緒にお帰りください。
回復
白内障術後の回復
| 時期 | 経過 |
|---|---|
| 翌日 | 検診。多くの場合、すでに明るくクリアに見えるようになっています。 |
| 1週間後 | 処方どおりに目薬をさしてください。目をこすることと重い物を持つことは避けてください。 |
| 2–4週間後 | 視力が安定し、もう片方の目の手術を予定することもあります。 |
| 1か月後 | 必要に応じて新しいメガネを処方します。 |
| 長期 | 後に水晶体嚢の濁りを取るため、短時間のレーザー治療が必要になる方もいます。 |
一般的な経過の目安です。術後は執刀医から個別にご指示があります。
よくあるご質問
よくあるご質問
白内障手術は痛いですか?
点眼麻酔と軽い鎮静で、楽に手術を受けられます。ほとんどの方は軽く押される感覚がある程度です。
術後もメガネは必要ですか?
単焦点レンズの場合は老眼鏡が必要になることがあります。多焦点レンズやEDOFレンズならその必要性を減らせます。それぞれの長所と短所は執刀医がご説明します。
両眼を同時に手術できますか?
通常は左右別の日に、数日~1週間ほど間隔をあけて手術します。
白内障は再発しますか?
人工レンズが再び濁ることはありませんが、その後ろの水晶体嚢が濁ることがあります。短時間のレーザー治療で取り除けます。
あなたの目に合う術式を見つけましょう
現在の度数と渡航日程をお送りください。コーディネーターが英語で返信し、眼科専門医による50項目以上の精密検査をご予約します。